こんにちはクラブフィッターのナオです
20年以上ゴルファーのクラブ選びをサポートしています
パターといえば代表的なブランドでオデッセイ(キャロウェイ)、ピン、スコッティキャメロン等有名なモデルはよく知られていますが、その他のメーカーからも様々な商品が発売されています。
パターはプロ、アマ関係なしで共通に使える道具。
自分が手にとって心地よく感じ、入りそうだなあと思うモデルを直感で選ぶのも大切なことだと思います。
以前は、パターを選ぶ際はショップに設置されてあるパターコーナーのマットの上で構えてみたり、実際に何球か打ってみて感触を確かめたりしながらなんとなく選んでいくことが普通でした。
現在はクラブメーカーであるピンゴルフなどが、パターフィッティングとしてシャフトにスマホを取り付け、専用アプリで打ち方を計測し、それに合わせてパターを選ぶこともできるようになっています。
専用アプリの計測器ではアドレスとインパクトのライ角、フェースの向き(左右、上下)の違い、テンポを計測しています。
細かくフィッティングをしたい方はショップに行って、パターフィッティングを受けてみてください
ヘッドの形状選び ポイント
ショートパットの方向性やロングパットの距離感などでどの様な悩みがありますか?
- ショートパットが引っかかる、押し出す。
- パンチが入って大オーバーしてしまう。
- いつもあと少しショートしてしまう
ショートパットでいつもひっかけてしまう
センターシャフトのパターやシャフトとフェース面が一直線になっているモデル。
(アイアンで言うストレートネック、グースになっていないもの)を選ぶといいでしょう。
パンチ(思ったよりも勝手に強く打ってしまう)が入ってしまう
ヘッドの奥行きが短いモデル(ピン型パターやL字型パター等)または打感がやわらかいモデルがあいます。
いつもショートしてしまう
大型ヘッドや打感のしっかりした(はじき感のある)モデルが合います。
シャフト長の選び方 ポイント
最近の市販モデルでは33インチか34インチが主流であとは特注になることが多いです。
32インチ
レディスゴルファー
33インチ
背の高いレディスゴルファー
正面からパターの構えを見て、グリップと肩で三角形ができる
背を丸めて構える
34インチ
グリップ、肘、肩で5角形になる
すっと背筋を伸ばして構える
35インチ以上
背の高いゴルファー
突っ立って構えるゴルファー
また、グリップの太さも重要です。
太いグリップの長所はひっかけにくい、短所はヘッドの重さを感じにくくなるので慣れるまで距離感が出にくくなります
これも、太い細いどちらが心地いいか考えながら選んでください。
使用するプレイヤーの好みが一番反映されるクラブなので、上記のことは参考にしながらも自分の好きな心地よい形状であることも重要です。
ウッド、アイアンもそうですがパターは特にプレイヤーの好み、感覚が重要となりますので、これが正解というようなクラブはなく、あくまでデータを参考にしながら楽しく選んでください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。