2023年4月、マスターズゴルフトーナメントでスペインのジョン・ラーム選手が優勝しましたね。
ラーム選手が使用していたドライバーがキャロウェイ「PARADYMトリプルダイヤモンド」です。
徹底的にコントロールされた高弾道パワーフェード。
ドローボールが有利と言われていたオーガスタをコントロールされた強弾道で完全に制覇しました。
もちろんラーム選手のスイングとはパワーも技術も違いますが、私にもパワーフェードが打てるのではと思い使用してみようと思いました。
※値下げされています。お買い得商品。
こんにちは
クラブフィッターのナオです
20年以上ゴルファーのクラブ選びをサポートしています
毎年、人気モデルを次々に発売するキャロウェイゴルフ。
ジョンラーム選手のほかに、契約フリーのジャスティンローズ選手が使用し、すでに優勝を飾っています。
国内女子では上田桃子選手、柏原明日香選手、金田久美子選手、西村優菜選手、申ジエ選手が「パラダイムトリプルダイヤ」を選び使用中。
その性能の高さがうかがえます。
同時発売のパラダイム、パラダイムX と比べ
- ヘッドがすっきり(450㎤)
- バックスピン量が抑えられ
- フックしにくい
特性があります。
パラダイム♦♦♦が合うゴルファー
- 大きすぎないすっきりしたヘッドが好み
- ロースピンの球が打ちたい
- 芯でとらえられる
- ひっかけフックを嫌う
- 強弾道ボールで飛ばしたい
純正シャフト 定価 ¥96,800(税込)
推奨カスタムシャフト 定価 ¥116,600(税込)
マークダウン中 お買い得商品
※ロフトライ角を変える専用トルクレンチは別売になります。
(注)スライサー、球が上がりにくいゴルファーには合いません。
パラダイム、パラダイムXがおすすめです。
パラダイム、パラダイムXドライバーについては↓記事をご覧ください。
ハンサムなドライバーについての詳細は↓記事をご覧ください。
パラダイムトリプルダイヤドライバー試打検証 (ツアープレーヤーが好むヘッド形状)
試打したクラブは
パラダイム♦♦♦ ロフト10.5度 シャフト純正 TENSEI 55 FOR CALLAWAY フレックスS
ヘッドスピード46m/s、ドローヒッターの想定
ヘッドスピード | 打ち出し角 | バックスピン | サイドスピン | キャリー | 飛距離 | |
1球目 | 45.6 | 16.3 | 2284 | -170 | 250 | 266 |
2球目 | 46.8 | 15.2 | 2288 | 102 | 256 | 272 |
3球目 | 46.4 | 16.0 | 2020 | -274 | 253 | 269 |
平均 | 46.3 | 15.8 | 2197 | -114 | 253 | 269 |
パラダイムやパラダイムXとはだいぶ違い、すっきり引き締まったヘッドです。
ディープでカッコいいヘッド。
こんな感じの顔が好きなゴルファーは多いと思います。
フェース上部にあるラインは、ターゲットにスクエアに合わせるデザインです。
先端を上手く逃がしているのでフックを心配せず振りぬけます。
打感はくっつき感のある心地いい感触です。
しっかりつかまえて打ったのですが、フックはせずストレートから軽いドロー。
飛距離はなんと最大272ヤード、平均269ヤード最近ではあまり見たことがない数値。
私にしてはよく飛んでいます。
中弾道でバックスピンがやや少なめ、曲がりの少ないビッグボール。
つかまりすぎないので球をしっかりつかまえられるゴルファーにとってはとても安心感のあるクラブです。(スライサー、球が上がりにくいゴルファーは使わないほうが無難です)
シャフトは中調子でくせがなく思い切って振りにいけます。
ハードヒッターはカスタムシャフトを視野に入れてもいいでしょう。
ソール前方にスクリューウェイト(約2g)が装着
ロースピン強弾道ボール、つかまり過ぎを抑えます
パラダイム♦♦♦ドライバー スペック(ヘッド シャフト)
ツアープレーヤーが好むヘッド形状
キャロウェイ式サイトより
シャープに振り抜ける先進モデル
従来のドライバーは、性能面において、少なからずなにかしら妥協を迫られていました。飛距離を伸ばすには、やさしさを犠牲にしなければならず、また逆も然り。ヘッドのかなりの部分を、重い金属でつくっているゆえの限界だったとも言えます。しかし、2023年のニューモデル、「PARADYM」がいよいよ、その常識を打ち破りました。ヘッド中間部分に、業界初のカーボン素材のみで構成した360°カーボンシャーシを導入。大きな余剰重量を生み出したことにより、ターゲットゴルファーに合わせて、相反する性能を妥協することなく追求できるようになりました。シリーズとしては4機種を用意しており、ツアープレーヤーや上級者が好む小ぶりな形状で操作性が高く、もっともロースピンの弾道を生み出すのが、「PARADYM ◆◆◆ドライバー」。
ヘッドスペック
フェース素材 / 構造 | 鍛造 FS2S チタン / NEW FLASHフェース / フェースカップ |
---|---|
ボディ素材 | 8-1-1 チタンボディ+トライアクシャル・カーボンクラウン &フォージド・カーボンコンポジットソール+スクリューウェイト約2g+バック約14g |
ヘッド体積(CM3) | 450 |
番手 | #1 |
ロフト角(度) | 8.0(特注) 9.0 10.5 |
ライ角(度) | 57.0 |
クラブ長さ(インチ) | 45.5 |
*専用トルクレンチは別売になります。
シャフトスペック 純正 TENSEI 55 FOR CALLAWAY
シャフト硬さ | S | SR |
シャフト重さ | 約55g | 約53g |
---|---|---|
シャフトトルク | 4.3 | 4.4 |
シャフト調子 | 中調子 | 中調子 |
クラブ総重量 | 約308g | 約306g |
クラブバランス | D3.5 | D3.5 |
対応ヘッドスピード(目安)
40~42m/s フレックス SR
41~45m/s フレックス S
シャフトスペック 推奨カスタム 3種
対応ヘッドスピード 44m/s以上
シャフト名(硬さ) | Tour AD CQ-6(S) | SPEEDER NX GREEN 60(S) | Diamana GT 60(S) |
---|---|---|---|
クラブ総重量 | 約320g | 約321g | 約316g |
シャフト重さ | 64.0g | 66.5g | 62.5g |
シャフトトルク | 3.4 | 3.8 | 3.8 |
シャフト調子 | 先中 | 中 | 中元 |
適合スイングタイプ | リストターン | ややリストターン | ボディターン |
グリップ
GOLF PRIDE VDR ブラック/ネイビー バックライン有り
純正シャフト装着:約46g、口径60
カスタムシャフト装着:約50g、口径60
パラダイム トリプルダイヤモンド ドライバー 評価 まとめ
以下にパラダイム♦♦♦ドライバー使用者の感想をまとめてみました。
- パーシモンで芯を喰った時の様なインパクト感、中は空洞なのに?軟鉄のアイアンとウッドでのショットの打感の差がなくなってとても良い感じ
- 歴代のキャロウェイドライバーを買ってますが、一番打感が柔らかく感じます。
それと、左に行きにくいですね。 - 値段が高い。カスタムシャフトだと定価は10万円超えてしまう。
- つかまりがよくない。スライサーの私では球が右に行きがち。
- ローグST♦︎♦︎♦︎からチェンジしました。
球が上がらないとの話もあり、試打結果からも10.5をチョイスしましたが実際には結構球が高いです。 - 芯にあたれば飛びます。ローグLSに比べると難しいクラブでした。面白いクラブだとおもいます。もう少し安ければ助かりましたが、、、
- ノーマルPARADYMが後方の重さを感じて振りにくかったので思い切ってトリプルダイヤモンドに。打ってみると、キャリーが10ヤード弱伸びてます。軌道はほぼストレート。ローグで左が怖くなってきていたところなので、ちょうどいいです。これから振り込んでいくのが非常に楽しみです。
特徴はロースピンでフックしにくい。
顔がスマートで振りぬきやすい。
飛距離性能や操作性の高さ、デザインのかっこよさなど、多くの要素で高い評価を受けていることが分かります。
価格が高いのが少し残念。
つかまり | 弾道の高さ | 芯の広さ | 飛び | |
パラダイム♦♦♦ | 弱い | 低め~~中弾道 | 普通 | よく飛ぶ |
パラダイムX | 良い | 高い | 大きい | 飛ぶ |
パラダイム | つかまりすぎない | 中弾道 | 大きい | 飛ぶ |
打感がよくコントロール性能も高いドライバー
最近の商品では一番のお気に入りとなりました
ヘッドスピードが44m/s以上ならカスタムシャフトも視野に入れてください
スイングタイプに合わせてシャフトを選ぶことで自分の理想となる弾道を打つ事が可能になります。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。