【試打評価】OPUSウェッジ ロフト、シャフト、グラインドの選び方 キャロウェイ2024

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【試打評価】OPUSウェッジ ロフト、シャフト、グラインドの選び方 キャロウェイ2024
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グリーン手前の花道、ピンまで平らな20ヤード。  
シュパッと放ったアプローチショットがツーバウンド目にギュギュっと止まる。
カッコよくて思わず鼻の穴が膨らんでしまうようなショット。

そんなアプローチショット打ってみたいと思いませんか?

カリフォルニアの最高級ワインを作るワイナリー名を参考にしてつけられた
オーパスウェッジ
キャロウェイゴルフより2024年9月13日発売されました。
※発売前から予約が多く、58度(Cグラインド)がメーカー欠品中

OPUS BLACKウェッジ
OPUS ブラック

メッキタイプは2種類。
クロムとブラック。 

鋭い37Vグルーブの角をキープしながら溝の幅を狭くして、従来よりも2本溝を増加。
ラフやウェットのライでも17枚刃の溝で激しいスピン性能が発揮されます。

ナオ
ナオ

クラブフィッターのナオです
25年以上ゴルファーのクラブ選びをサポートしています

ツアープロの人気ナンバーワンウェッジ「ボーケイSM10」との比較。
キャロウェイ「オーパス」のほうがトップブレードのヒール側が滑らかなティアドロップ型(涙の形)で、全体的に丸みを帯びています。
ボーケイが三角形でオーパスが丸型ですね。

オーパスウェッジの仕上げはクロムとブラックの2種類。

ロフト設定は、
48、50、52、54、56、5860度の7種類。

48度はSグラインド(ソールの削り)。
50~56度はSとWグラインド。
58、60度はS、W、T、Cグラインドから選べます。
(Sグラインドがスタンダード)
OPUSブラックは48度、50度、52度、56度のSグラインド、58度のS、Cグラインド以外は特注

純正でスチールシャフト3種類。
NS950NEO、MODUS3 TOUR115、DYNAMIC GOLDがあります。

NS950 NEO(98g) スチールシャフト
定価 ¥29,700(税込)

NS PRO MODUS3 TOUR115(118.5g) スチールシャフト
定価 ¥29,700(税込)

DYNAMIC GOLD HT(129g) スチールシャフト
定価 ¥29,700(税込)

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ナオ
ナオ

OPUSウェッジは自由自在にスピンコントロールするタイプの中上級者モデル
ミスをカバーしてくれるやさしいウェッジではありません

どんな性能を持っているのか、打感、スピン、抜けなどを実際に試打して検証してみます。
試打は屋外練習場、室内練習場、バンカー練習場で行っています。

他メーカーの比べてみたいウェッジは↓記事をご覧ください。

やさしいウェッジについては↓記事をご覧ください。

試打レビュー OPUSクロムウェッジのスピン性能は?

構えた瞬間に良いイメージが描ける形状を追い求め、たくさんのツアープロの意見を収集。
何度もプロトタイプの制作を重ね、OPUSウェッジが完成したそうです。

ウェッジでとても重要なものは「顔」

まずは見た目、ベリーグッド。
開きやすくイメージがだしやすい、いい顔してます。
突っかかりにくそうでよく抜けそう。

オーパスウェッジはティアドロップ型(涙の形)がより強調されているシェイプ強烈なスピン性能が売り。

溝と溝の間の斜めの微細な溝が、フェースを開くアプローチで確かなスピン性能を発揮。

ナオ
ナオ

キャロウェイウェッジらしい丸っこい形状です
クリーブランドウェッジに似ています

試打したクラブは
OPUSクロム(ロフト52度、58度 Sグラインド シャフト MODUS3 TOUR115)
ボールはキャロウェイのクロムソフト

6ヤード位のアプローチショット。
人工芝、人工ラフからのショット。

インパクトでボールがフェースにのります。
入射角緩やかにソールを滑らせるようにショットしても突っかかることなくスパッと抜けます。

  • 溝の本数が増えた
  • 溝と溝の幅が狭い
  • フェースの溝と溝の間に斜めに微細な溝が形成されているのですが、フェースを開いたときターゲットに正対している

キャロウェイらしいスピン性能にこだわったウェッジ。

フェースを開いてショットしてもボールがフェース面に長くのって低く出ます。
そしてツーバウンド目に激しいスピンでビタッ。
お~凄い、カッコいい!

ラフからの抜けも抜群。
きれいに入ればスピンも入ります。

喰い付きがいいのでスポッとだるまおとしのようになることもありません。

もっとも、フェアウェイだろうがラフだろうが上手く打たないとスピンはかかりませんけどね。

ナオ
ナオ

フェースを開いてヘッドを回転させながら、ボールを長くフェースに乗せることがスピンアプローチを打つコツです

52度で80~90ヤードを打ってみました。
スピンが効いた球でしっかり距離を打ち分けることができます。

フェースに球がしっかり乗るので打ち出しが低く出ます。
ラインが出しやすいプロっぽい弾道。

ナオ
ナオ

ヒール側に丸みがあるので引っかかるイメージが出にくいですね

52度はフェースミーリングはありません。
しかし、ピッチエンドランでも抜群のスピン性能。
フェースに喰いつくので、飛びすぎることなくしっかりインパクト出来ます。

バンカーショットのイメージ画像
画像はイメージです

バンカーショットでは抜けのいいソールが、砂をとる量を自由自在に調整可能。
薄く取ってピタッと止めたり、厚めに入れてランをだしたり高い技術が発揮できるウェッジです。

バンカーが苦手、入射角がきつい、ザックリが嫌なゴルファーはバンスが付いたソール幅の広いWグラインドの使用がおススメです。

ナオ
ナオ

バンス、グラインドに関しては主にフェアウェイでの使用時に気にします
Wグラインドのみ、様々な場面でチャックリしたくないゴルファー向けです

OPUSウェッジのソールグラインドには、4種類のものがラインアップされています。
スタンダードなS、前作よりもよりラウンドが強調されたワイドなソールのW、トレーリングエッジ側を削ることでソールがアルファベットのCのような半円状をしているCは、従来から存在しているものですが、今回は新たにTグラインドも加わりました。
TグラインドはCグラインドにも似ていますが、トレーリングエッジ側をより幅広く削った形となっており、さらにバウンス角が抑えられています。これにより、薄く硬い地面であっても、ボールに対して正確にコンタクトしていくことが可能となっています。 

キャロウェイゴルフ公式オンラインより引用

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オーパスウェッジ スペックと選び方

オーパスウェッジの説明画像

大きな特徴の1つがリーディングエッジで、ツアープロのフィードバックを反映し、JAWS RAWウェッジとJAWS FORGEDウェッジの中間的な丸みがあるものになっています。全体的には、トップブレードのヒール側が低すぎず高すぎないティアドロップ型で、ホーゼルからフェース面、とくにトップブレードに繋がる部分の造形は、従来の窪みがあるように見えるものではなく、非常に滑らかな曲面になっています。

キャロウェイゴルフ公式オンラインより引用

ナオ
ナオ

構えた時の見え方に相当なこだわり
ツアープロが納得する顔になるまで製作段階で何度も作り直しています

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ヘッドスペック ロフト バンス 

ヘッド素材/製法軟鉄鋳造
ヘッド仕上げクロム / ブラック
ロフト角(°)48S50S50W52S52W54S54W56S56W58T58C58S58W60T60C60S60W
バンス(°)101012101212141214681012681012
クラブ長さ(インチ)35.7535.535.2535.0
ライ角(°)64.0

現在使用しているアイアンセットのピッチングウェッジのロフト別
OPUSウェッジのロフト組み合わせ(参考までに)

使用しているピッチングウェッジのロフトギャップウェッジアプローチウェッジサンドウェッジ
43度以下(ロフトが立っている)48度52度56、58度
43~45度ナシか48度50、52度56、58度
46~48度ナシ52、54度58、60度
使用しているピッチングウェッジのロフト別 組み合わせ

ロフト組み合わせの例

ピッチングウェッジ44度 
アプローチウェッジ50度 
サンドウェッジ56度

ピッチングウェッジ46度 
アプローチウェッジ52度 
サンドウェッジ58度

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自分に合ったバンス グラインド別の選び方

万能、ノーマルタイプはSグラインドです。

オーパスウェッジのグラインドタイプ説明画像
オーパスウェッジのフェース面とボール

オープンに構えることが多い

Cグラインド
やわらかい地面に適する
フェースを開きやすく自由なショットの打ち分けを可能にする

Tグラインド  
硬めの地面に適する
ツアープロも好む繊細なショットに対応する新ソール

オーパスウェッジのフェース面とボール

スクエア、オープンに構える

Sグラインド
フルショットもしやすく、様々な状況に対応する万能スタンダードソール

オーパスウェッジのフェース面とボール

スクエアに構えることが多い

Wグラインド
やわらかい地面に適する
丸みのあるワイドソールでやさしくボールをひろえる
バンカーショットが苦手なゴルファーにおススメのワイドソール

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標準装着シャフト グリップ

NS950GH NEO  スチールシャフト

対象ゴルファー
使用しているアイアンセットのシャフト重量が50~98g

硬さシャフト重さ調子トルク(度)
S98g1.7
重さは装着重量です

グリップ

キャロウェイツアーベルベットラバー ブラック/ホワイト
バックライン無し 
50g 口径60

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NSプロモーダス3ツアー115 スチールシャフト

対象ゴルファー
使用しているアイアンセットのシャフト重量が90~118g

硬さシャフト重さ調子トルク(度)
S118.5g1.6
重さは装着重量です

グリップ

キャロウェイツアーベルベットラバー ブラック/ホワイト
バックライン無し 
50g 口径60

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DYNAMIC GOLD HT スチールシャフト

対象ゴルファー
使用しているアイアンセットのシャフト重量が110g以上

硬さシャフト重さ調子
S200129g
重さは装着重量です

グリップ

キャロウェイツアーベルベットラバー ブラック/ホワイト
バックライン無し 
50g 口径60

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キャロウェイ オーパスウェッジ 総合評価

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丸みを帯びたヘッド形状が好みで、アプローチショットにこだわりがあるゴルファー向けウェッジです。

スピン性能、操作性が高いモデルですが、ツアープロモデルなので決してやさしいウェッジではありません。

ヘッドを開いて繊細なタッチを出せるウェッジ。
アプローチショットの入射角が安定しているゴルファー向きです。

マルチに使えるSグラインドを基準に、ショットスタイルやコンディションに合わせて最適なソールを選べるOPUSウェッジ。(Tグラインド、Cグラインドは56、58、60度のみ)

グラインドの選び方で迷ったら

スタンダードがSグラインド
上からの打ちこみが強めならWグラインド
フェースを開くことが多いが適度なバンスの利きも欲しいならCグラインド
フェースを開いて繊細にボールコンタクトしたいならTグラインド

あまり気にしないのであればスタンダードタイプのSグラインドがおススメです。
適度にバンスも効いて、フェースを開いて構えてもリーディングエッジが浮きすぎることはありません。

OPUSウェッジの特徴

  • 構えた瞬間に良いイメージが描ける
  • スピン性能が抜群
  • 低く出て止まるボールが打てる
  • シャフト重量を選べる
  • 抜けがいい

ロフトの組み合わせは

使用しているピッチングウェッジのロフトギャップウェッジアプローチウェッジサンドウェッジ
43度以下(ロフトが立っている)48度52度56、58度
43~45度ナシか48度50、52度56、58度
46~48度ナシ52、54度58、60度
使用しているピッチングウェッジのロフト別 組み合わせ

一般的な組み合わせ

ピッチングウェッジ44度 
アプローチウェッジ50度 
サンドウェッジ56度

ピッチングウェッジ46度 
アプローチウェッジ52度 
サンドウェッジ58度

ナオ
ナオ

スピン性能に優れたプロ仕様モデルです
アプローチショットを極めたいゴルファーにピッタリ

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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ウェッジショットでピタッと止めるにはスピン系ボールの使用が必須

ゴルフボールにはフェースにしっかり喰いつくボール。
バックスピンが、かかりやすいボールがあります。

下記はおすすめのスピン系ボールです。