リーズナブルでめっちゃお得なユーティリティクラブを見つけました。
アイアンの流れを重視したユーティリティ。
ロングアイアンの代わりを求めるゴルファーへ。
ミズノ【NEW JPX FLI-HI】2025モデル。
22 MFUSION i カーボンシャフト付価格 ¥24,200(税込)
N.S PRO 850GH neo 軽量スチールシャフト ¥23,100(税込)
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クラブの値段がどんどん上がるこのご時世、大変ありがたい商品です。
ユーティリティとしてはクラブの長さが短く、ヘッドも小ぶり。アイアン感覚で打ちやすいモデル。
ロフトは19度、22度、25度、28度の4種類。3番、4番、5番、6番アイアンの代わりをします。
クラブフィッターのナオです
25年以上ゴルファーのクラブ選びをサポートしています
性能が高く使いやすいユーティリティですが、何よりすごいのは値段が安いこと。
1本の値段がカーボンシャフト¥24,200(定価)。
アイアン単品の値段に近いですね
正直もっと売れていいと思うんですけど😅
キャロウェイAIスモークユーティリティ¥50,600(定価)、ピンG430ハイブリッド ¥50,600(定価)の半額以下。これならロングアイアンを外して複数本持ちも容易です。
JPX FLI-HIユーティリティのシャフトは
カーボンシャフトのフレックスR
軽量スチールシャフトのフレックスS
が標準設定。他のフレックスは特注です。
この記事ではJPXフライハイの性能、飛距離目安、使いやすさなどを試打レビューします。
※弾道測定にはスカイトラックを使用
ボールはスリクソンZスターXV
最新の人気ユーティリティについてのは↓記事をご覧ください。
JPXフライハイ 25度 22 MFUSION i カーボンシャフト フレックスR 試打検証
ドライバーのヘッドスピード40m/s、平均飛距離200ヤードのゴルファー設定で試打
ヘッドスピード | 打ち出し角 | バックスピン | サイドスピン | キャリー | 飛距離 | |
1球目 | 36.6 | 22.1 | 5495 | -551 | 162 | 165 |
2球目 | 36.5 | 21.6 | 5093 | -73 | 164 | 169 |
3球目 | 36.6 | 21.5 | 5473 | -78 | 163 | 167 |
平均 | 36.6 | 21.7 | 5354 | -234 | 163 | 167 |
なにこれ、超簡単!
フライハイ25度はアイアンで言えば5番アイアンの代わりですが、この高さと方向性の良さ。完璧。
平均飛距離は167ヤード。バックスピンが適量でグリーンに落ちてもピタッと止まるでしょう。
マットブラック、小ぶりなヘッドで構えやすく抜けがいい。打感は少し硬めですが気になるほどでもありません。
ターゲットに対してアイアンショットのように運ぶようなイメージが持てます。
純正カーボンの22 MFUSION iシャフトは重量51g、中調子でフレックスはRのみ。
くせのないシャフトでタイミングがとりやすく、軽くて振りやすい。
シャフトの長さが少し短いので、しなりが少なくアイアンのよう感覚でターゲットを狙っていけます。
つかまりは普通でどちらかというと方向性重視のシャフト。フック、スライスして困るということは少なそうです。
150~200ヤードの距離に対応
ロング、ミドルアイアン要らないですね
PXフライハイ 22度 NS850GH NEO フレックスS 試打検証
ドライバーのヘッドスピード42m/s、平均飛距離220ヤードのゴルファー設定で試打
ヘッドスピード | 打ち出し角 | バックスピン | サイドスピン | キャリー | 飛距離 | |
1球目 | 37.7 | 18.7 | 4032 | -175 | 176 | 183 |
2球目 | 38.4 | 16.1 | 4723 | -408 | 180 | 187 |
3球目 | 38.7 | 14.8 | 5192 | -447 | 178 | 184 |
平均 | 38.3 | 16.5 | 4549 | -343 | 178 | 185 |
高く、ブレない弾道でキャリー平均178ヤード。
フライハイ22度は4番アイアンの代わりですね。これだけ飛んで上がるのなら使わない手はないです。
グリーンに落ちてからのランも少なめ。つかまりもよく、薄めのあたりにも強い。
ホントいいユーティリティです。
打感が鈍いのが少し気になりますが、この値段です。あんまり贅沢は言えません。
シャフトはNS850GHネオ、スチールシャフト。前作は950ネオだったので少し軽くなりました。
重量88g、中調子のメジャーな軽量スチールシャフトです。
UTに装着されているシャフトとしては少し重めのシャフトなので、ドライバーのヘッドスピード42m/s以上は欲しいところ。
使用しているアイアンシャフトは90g以上のシャフトでないと、クラブの重量フローが悪くなります。
クラブ長が短い番手ほど重量を重くしていきましょう。
ねじれは少ないのですが、しなりがあるのでブレにくく高弾道なショットが可能。
ドライバーのヘッドスピード46m/sくらいまでは対応可能
ロングアイアンが苦手なゴルファーへJPXフライハイ スペック
素材 | 本体:ソフトステンレススチール(SUS431)精密鋳造 フェース部:ステンレススチール(SUS630)精密鋳造 |
---|---|
原産国 | 日本製 |
詳細 | ユーティリティ各1本/ヘッドカバー付 |
仕上げ | ブラックIP・ミラー&ショット仕上げ |
ロフト角(度) | 19、22、25、28 |
シャフト | 22 MFUSION i カーボンシャフト(R/51g) N.S.PRO 850GH neo 軽量スチールシャフト(S/88g) |
グリップ | ゴルフプライド M31ラバーグリップ(ミズノオリジナル) 口径M60/49g |
バランス | D0(カーボン) C9(スチール) |
クラブ質量 | 約389g(22度 カーボン)約393g(22度 スチール) |
発売シーズン | 2025年春夏 |
22 MFUSION i カーボンシャフト
ロフト 度 | ライ 度 | 体積 cm3 | 長さ インチ | バランス |
---|---|---|---|---|
19 | 59.75 | 125 | 40.0 | D0 |
22 | 60.5 | 115 | 39.25 | |
25 | 61.25 | 105 | 38.5 | |
28 | 62.0 | 95 | 37.75 |
22 MFUSION i カーボンシャフト 対象ゴルファー
ドライバーヘッドスピード目安
35~41m/s
平均飛距離200ヤード
7番アイアンの飛距離は140ヤード以下
19 | 22 | 25 | 28 |
175y | 170y | 160y | 150y |
グリップ
ゴルフプライド ライトラバーグリップ
(ミズノオリジナル)
口径M60/42.5g
バックライン有
N.S.PRO 850GH neo 軽量スチールシャフト
ロフト 度 | ライ 度 | 体積 cm3 | 長さ インチ | バランス |
---|---|---|---|---|
19 | 59.75 | 125 | 39.5 | C9 |
22 | 60.5 | 115 | 38.75 | |
25 | 61.25 | 105 | 38.0 | |
28 | 62.0 | 95 | 37.25 |
N.S.PRO 850GH neo スチールシャフト 対象ゴルファー
ドライバーヘッドスピード目安
41~46m/s
平均飛距離210ヤード~
7番アイアンの飛距離は140ヤード以上
19 | 22 | 25 | 28 |
185y | 180y | 170y | 160y |
グリップ
ゴルフプライドM31ラバーグリップ
(ミズノオリジナル)
口径M60/49g
バックライン有
純正ヘッドカバー
コスパ最高 2025 JPXフライハイ ユーティリティ まとめ
長所
- 損しない値段設定
- マットブラックで小ぶりなしまったヘッド
- 短く設定されていて振りぬきやすいシャフト長
- アイアンライクでつかまりすぎない設定
欠点
- つかまりが弱い(スライサーには少し難しい)
- ロフト設定が4種類のみ
- シャフト設定が少ないこと
(カーボンのフレックスRかスチールのSかしか選べない)
ロフト、シャフトの選択肢はしぼられますが、値段のわりに欠点の少ないユーティリティです。
ロフトは19度、22度、25度、28度の4種類。
ドライバーのヘッドスピード39m/s以下なら22 MFUSION i カーボンシャフト。
ドライバーのヘッドスピード41m/s以上ならN.S.PRO 850GH neo 軽量スチールシャフト。
19度は3番、22度は4番、25度は5番、28度は6番アイアンの代わり、簡単ですね。
ロング、ミドルアイアンが苦手なら、アイアン1本の値段で買える「JPXフライハイ」
おすすめです
Twitterなどの口コミから
良い点
- 価格がリーズナブルで、カーボンシャフトとスチールシャフトの設定がある
- 打ちやすさ、安定感が高く、打感もアイアンに近い
- バックスピンがしっかり入り球が上がりやすい
- 艶消しブラックのヘッドが高級感がある
悪い点
- カーボンシャフトのフレックスがRしかなく選択肢が少ない
- スピン量が多く、風に影響されやすい
- 打感が鈍い、硬い
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
適正な距離を打ち分けるにはスピン系ボールが必要
アイアンショットをグリーンでピタッと止めるにはスピン系と言われるボールを使うことが必須条件。
バックスピンがしっかり入るとショートアイアンでの飛びすぎのミスを減らすこともできます。
おすすめのスピン系ボールを紹介します。