- バンカーが苦手で、いつも大たたきしてしまう
- どうやって打ったらいいのかわからない
- ホームラン王だ
- 一生脱出できない気がする
- 見るのも嫌だ
グリーン周りの効果的な場所に作られていることが多いバンカーなので、日によっては吸い込まれるように何度も引っかかってしまうことがあります。
1回で脱出できず焦ってしまい、そのホールで大たたきし悔しい思いをしたことがある方は多いと思います。
そんな悩みを持っているゴルファーにバンカーからの脱出方法を解説します。
こんにちはクラブフィッターのナオです
20年以上ゴルファーのクラブ選びをサポートしています
バンカー脱出に特化したサンドウェッジを使う
サンドウェッジとは文字通りバンカーで使うウェッジのことですが、さらに簡単にバンカーから脱出しやすい道具が販売されています。
バンカーが苦手な方は、クラブが砂に深く刺さってしまいボールが全然飛ばない事が多いはずです。
それを嫌がってボールに直接ヘッドを当ててしまうとホームランとなって遠くに消えてしまうのです。
そこで 砂に深く入ってしまうことを防ぐソール幅の広いバンカー脱出専用ウェッジ を使います。
ウェッジの底の部分やヒール部分が幅広で丸みがあり、ヘッドの重さもあります。
ショット時には砂に深く入りすぎずボールの下をサッとぬけてくれるので、ボールも上がりやすく簡単に脱出することができます。
バンカーからの脱出を目的としているので、距離のコントロールはアバウトにとりあえず出すだけで良しとします。
バンカーが苦手な方にとってはお守りのようなクラブになるはずです。
打ち方を理解し習得する
- バンカーショットは通常のショットと違い、ボールを直接打たず手前の砂をダフらせて打ちます。
- ボールの手前1センチくらいから3センチくらいの間にウェッジのバンス部分(底)をいれていきます。
- ボールのより近くにヘッドを入れていくほうが距離感がシビアに出せますが、ホームランのリスクもあります。安全にバンカーから脱出するためには、少し手前からヘッドを入れたほうが無難です。
- サンドウェッジのロフトは何度でもいいので、しっかりとフェースを開いて上を向けます。
- そうするとウェッジのバンスが使え、刃先が砂に突き刺さるのを防ぎスパッと抜けてくれます。
- アドレスではスタンスを肩幅よりもやや広めにとりぐらつかないようにします。
- さらにグリップの位置をハンドレート(ヘッドがグリップよりも打つ方向にある)に構えることが必須です。
- ボールを上げようとせず少し左足体重(左利きの人は右足体重)くらいがいいでしょう。
- バンカーからピンまでの距離を芝生から打つ通常のアプローチの2倍くらいのふり幅でボールの下の砂をピンまで飛ばすようにショットします。
バンカーショットが相当うまい人、プロゴルファーは打った時パンッという乾いた音がします
砂をとる量もコントロールできるので、薄くとってスピンを利かしたり、厚めに砂をとってランを出したりもできます。
ここまでレベルアップするとバンカーは怖くないでしょうね。
ボールがバンカーの砂に少し沈んでいるときや目玉になった時は、フェースは開かず少しかぶせてリーディングエッジをボールの下まで入れていきます。
ボールが無回転で飛ぶのでグリーンに落ちてからはスピンが効かず、ランが多く出ることを計算してショットしてください。
バンカーは練習場ではなかなか練習することができません。
ラウンド中バンカーに入ってしまったときは絶好の練習機会なので、思い切ってチャレンジしてみてください
バンカーショットが怖くなくなると不思議とバンカーに落ちなくなりますよ。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。