今からゴルフを始める、しばらくやめていて久しぶりにゴルフを開始する場合どんなクラブを選んでいいかわかりませんよね。
ゴルフショップに行き店員さんに聞いて選んでもらうのが一番ですが、それもできないゴルファーにアドバイスです。
こんにちはクラブフィッターのナオです
20年以上ゴルファーのクラブ選びをサポートしています
初心者レディスの方はこちら↓
初心者のレディスゴルファー、女性用のクラブ選びかたは?
コースをラウンドするのに必要なクラブ
- 1W ドライバー
1番飛ぶクラブ(ティアップして使う) - FW フェアウェイウッド
距離を稼ぐときに使う - UT ユーティリティクラブ
3番、4番、5番アイアンの代わりになる - IS アイアンセット(6本)6I~9I、PWとSW
距離を打ち分けるときに使う
SWは主にバンカーや球を上げるときに使う - PT パター
グリーン上で球を転がすときに使う
ルールではクラブの本数は最大で14本までと決められていますが、初心者のうちは距離を細かく打ち分けることは難しいので上記の本数(10本くらい)あれば十分です。
クラブセットの具体的な選び方
シャフトの硬さ、重さを選ぶ
大まかなシャフトの分け方です。
フレックスとはシャフトの硬さを表します。
簡単に言うとRがやわらかく、Sがかたい。SRはその中間。
ドライバーのヘッドスピード 41m/s以上
ドライバー、ウッド、ユーティリティのシャフトはフレックスS(硬め) アイアンシャフトは軽量スチール(金属のシャフト)のフレックスS。
ドライバーのヘッドスピード 40m/s以下
ドライバー、ウッド、ユーティリティのシャフトはフレックスR(レギュラー)でアイアンシャフトはカーボンのフレックスR。
まだゴルフを始めたばかりでスイングもままならない、ヘッドスピードがわからない場合
- 年齢が若く、体力に自信がある。
- あるいはスポーツ経験(野球、テニスなどの道具を使う競技)がある。
- 練習場などで7番アイアンを打ったことがあり、それが150ヤード以上飛んでいた。
ドライバー、ウッド、ユーティリティのシャフトはカーボンシャフトのフレックスS、アイアンのシャフトは軽量スチール、フレックスSを選びます。
体力に自信がない、簡単で振りやすいクラブがいいと思う場合
ドライバー、ウッド、ユーティリティのシャフトはカーボンシャフトのフレックスR、アイアンのシャフトはカーボンシャフト、フレックスRを選んでください。
ウッド(ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティクラブ)に関してはスチールシャフトはほとんどありませんのでR、S(Rはレギュラー、Sは硬め)の硬さだけ選んでください
今から始めるゴルファー用のスターターセットを選ぶ
実際に選ぶ商品は、各メーカーが出しているスターターセット(今から始める方用にセットになっている商品)がおススメです。
スターターセットにはシャフトの硬さがRかSしかありませんので、自分に合うシャフトが容易に選べます。
セットの内容
- 1W ドライバー
1番飛ぶクラブ - 5W クリーク
2打目で距離を稼ぐときに使う - UT ユーティリティクラブ
3番、4番、5番アイアンの代わりになる - IS アイアンセット 6I~9I、PWとSW
距離を打ち分けるときに使う
SW(主にバンカーや球を上げるときに使う ) - PT パター
グリーン上で球を転がすときに使う - キャディバッグ
クラブを収納し、持ち運ぶために使う
クラブの本数はだいたい全部で9本~11本くらいの商品が多いです。
ゴルフクラブは総本数14本まででプレーすると決められているので、まだ本数に余裕がありますが、最初は距離の打ち分けもシビアにはできないので10本くらいのクラブがあれば大丈夫です。
後から足りないところのクラブを増やしていきましょう。
予算は6万円~14万円くらいです
5万円以下でそろえる場合は、中古クラブ
中古クラブでそろえる場合は、アイアンセットとキャディーバッグの値段を安く済ますことがカギになります。
メーカー、モデルは同じもので揃えたいですが、なかなか同一メーカーをそろえることが難しいので、クラブのシャフトの硬さ、重量のながれはあわせます。
予算的にかなり古いモデルでそろえることになりますのでグリップやヘッド、シャフトがきれいだったらラッキーです。
中古クラブでそろえる場合は、ある程度ゴルフクラブのことを知っていないと難しいですが、先ほどのスターターセットの選び方と同じ要領で選んでください。
最後に重要ポイントです
今から練習場やコースでしっかり練習し、スウィング技術もあがっていきます。
あまり神経質に今の自分にピッタリ合わせようと思いすぎないことも重要です。
スイングの進化スピードが早いうちは自分にジャストフィットするクラブというのはありませんから、とにかく楽しく練習することですね
最後までお付き合いいただきありがとうございました