2025年2月7日、キャロウェイゴルフよりELYTEシリーズドライバーが発売されます。
モデルは4種類
ELYTE（標準）、ELYTE X（つかまり型）、ELYTE MAX FAST（軽量）、ELYTE♦♦♦（ハードヒッター）
その中でもスピードと寛容性の両立を実現し、飛びを傑出させたELYTEドライバー。
新たに採用されたAi 10x FACEが弾道を補正。
コントロールポイントは前作PARADYM AI SMOKE MAXドライバーの10倍に増加しました。
前作比較で飛距離が最大8ヤードも伸び、着弾範囲が19％も狭まるということらしい（ほんとかな～）
平均飛距離は1.8ヤード伸びたらしい。（キャロウェイ調べ）
ヘッド形状はキャロウェイらしくシャローで投影面積の大きい安心感のある形状。
クラウン部分の大半はカーボン素材でフェース面とクラウン前方部分はチタンが使われています。
ヘッドソール部分のヒール側とトゥ側には緑のライン。少し前のモデルEPICみたいですね。
果たしてELYTEドライバーは、本当に飛んで曲がらないクラブとなりえるのでしょうか？
結論、前作より最大飛距離8ヤードは言い過ぎ
ただし、出来はかなりいい
最近のキャロウェイのドライバーでは1番かも
ELYTEドライバーと相性がいいゴルファー
- 平均飛距離重視
- 打点の広い簡単なドライバーが好み
- 打感、打音の良いモデルが好み
- 直進性の高いモデルが欲しい
- 細かく弾道調整をしたい（可変式スリーブと可変式ウェイト）
純正シャフト
VENTUS GREEN 5 FOR CALLAWAY（2月7日発売）
TENSEI GREEN 60 FOR CALLAWAY（2月21日発売）
定価 ￥107,800（税込）
カスタムシャフト
SPEEDER NX VIOLET 50
定価 ￥133,100（定価）
DIAMANA BB 53
定価 ￥127,600（定価）
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試打したクラブのスペックは
ELYTE ロフト10.5° シャフト VENTUS GREEN 50 FOR CALLAWAY フレックスS
ELYTE ロフト10.5° シャフト TENSEI GREEN 60 FOR CALLAWAY フレックスS
※スカイトラックで10球ずつ打って結果の良かった3球を計測
ヘッドスピード39m/s、41m/s、45m/sの3パターンで試打検証します
ロフト、シャフトフレックスの選び方については↓記事をご覧ください。
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エリート ロフト10.5° シャフト VENTUS GREEN 50 FOR CALLAWAY フレックスSヘッドスピード39m/s、41m/sで試打検証
ヘッドスピード39m/s、ストレートヒッターの設定で試打
| ヘッドスピード | ミート率 | 打ち出し角 | バックスピン | サイドスピン | キャリー | 総飛距離 | |
| 1球目 | 40.1 | 1.47 | 18.8 | 2341 | 0 | 211 | 225 |
| 2球目 | 39.1 | 1.45 | 16.6 | 2021 | -30 | 197 | 218 |
| 3球目 | 39.3 | 1.46 | 16.2 | 2999 | 0 | 204 | 218 |
| 平均 | 39.4 | 1.46 | 17.2 | 2454 | -10 | 204 | 220 |
ヘッドスピード平均39.4m/sで飛距離220ヤード、素晴らしい。
なにこれ！サイドスピンもほとんどかからず真っすぐ。全然曲がらない。
高弾道でバックスピンも適量。しっかりキャリーも出ます。
ヘッドスピード41m/s、ストレートヒッターの設定で試打
| ヘッドスピード | ミート率 | 打ち出し角 | バックスピン | サイドスピン | キャリー | 総飛距離 | |
| 1球目 | 41.0 | 1.45 | 16.8 | 2289 | -68 | 216 | 233 |
| 2球目 | 41.3 | 1.46 | 14.9 | 2535 | 37 | 218 | 236 |
| 3球目 | 41.7 | 1.43 | 15.4 | 2658 | 39 | 216 | 232 |
| 平均 | 41.3 | 1.45 | 15.7 | 2494 | 3 | 217 | 234 |
ヘッドスピード平均41.3m/sで飛距離234ヤード、飛びますねー。
これも全然曲がらない。
空気抵抗を極限まで削減したヘッド形状でヘッドスピードも向上。
AI 10× FACEは確かに飛ぶ、簡単、曲がらない。
特にフェース下部、ヒール側でインパクトした時の飛距離ロスを大きく減らしてくれます。
打感はやわらかくフェースに引っ付く感じ。少し前のモデル「ローグ」のインパクトの感触と似ています。派手なインパクト音はでませんが、このインパクトの感触私は好きです。
VENTUS GREEN 50 FOR CALLAWAYは純正シャフトです。
重量はフレックスSで58.5g、軽すぎず硬すぎないちょうどいい感じ。
ホントに飛ぶ、芯が広い
しかも全然曲がらない
これは人気でますよ！
エリート ロフト10.5° シャフト TENSEI GREEN 60 FOR CALLAWAY フレックスSヘッドスピード45～46m/sで試打検証
| ヘッドスピード | ミート率 | 打ち出し角 | バックスピン | サイドスピン | キャリー | 総飛距離 | |
| 1球目 | 44.4 | 1.47 | 13.9 | 2528 | -187 | 242 | 259 |
| 2球目 | 44.4 | 1.47 | 12.0 | 2411 | -71 | 236 | 259 |
| 3球目 | 44.6 | 1.45 | 11.9 | 2288 | -102 | 233 | 256 |
| 平均 | 44.5 | 1.46 | 12.6 | 2409 | -120 | 237 | 258 |
ヘッドスピード平均44.5m/s、飛距離258ヤード、良いですね～。
サイドスピンがほとんどないストレートな弾道。これはすごい。
反対にバックスピンはそれほど少なくなりません。
最近のドライバーはロースピンのモデルが多かったのですがエリートのバックスピンは適量。これならチーピンの心配はありませんね。
前作パラダイムAIスモークの試打結果は平均ヘッドスピード43.7m/sで249ヤード。
ヘッドスピードを合わせても今回のエリートドライバーのほうが少し飛びますが、キャロウェイが言うように8ヤードも伸びてないですね😅
TENSEI GREEN 60 FOR CALLAWAYはヘッドスピードが速いゴルファー対応の純正シャフトです。
重量はフレックスSで64.0g、中調子の癖のないしっかりしたシャフトです。
反発係数は制限されているので飛距離は限界があります
自分に合ったロフト、シャフトを選ぶことが重要ですね
スピードと寛容性の両立 エリート ドライバー スペック
エリートドライバーの主な特徴
| 特徴 | 詳細 |
|---|---|
| 飛距離性能 | 前作比較で飛距離が最大８ヤード伸び、着弾範囲が最大19％狭まる（キャロウェイ調べ）という驚異のパフォーマンスを発揮 |
| 寛容性 | コントロールポイント（フェース上にある、最適な弾道に補正する場所）が、PARADYM Ai SMOKE MAXドライバーと比較して10倍の25,000ポイントにまで増加 |
| 打感 | 心地良い打球音を実現 |
| ヘッド形状 | 前作よりもシャローで、投影面積も大きい安心感のあるものでありながら、空気抵抗も大きく減少。ヘッドスピードの向上に大きく貢献 |
ヘッド後端に3カ所、新しいスタイルのウェイトポートを設置しています。それぞれ、ドロー、ニュートラル、フェードというポジションとなっておりウェイトは13gで約20ヤードの左右幅の調整が可能。
ヘッド
| 番手 | W#1 | ||
|---|---|---|---|
| フェース素材 / 構造 | 鍛造 FS2S チタン / Ai 10x フェース | ||
| ボディ素材 | 8-1-1 チタンボディ＋サーモフォージドカーボンクラウン+スクリューウェイト約2g＋バックウェイト約13g | ||
| クラブ長さ（インチ） | 45.5 | ||
| ヘッド体積（cm3） | 460 | ||
| ロフト角（°） | 9.0 | 10.5 | 12.0 |
| ライ角（°） | 57.0 | ||
| アジャスタブルホーゼル | 〇 | 〇 | 〇 |
可変式スリーブでロフト、ライ角が変えられます。
シャフト グリップ
VENTUS GREEN 50 for Callaway
| フレックス | シャフト重量 | トルク | バランス | クラブ重量 | キックポイント |
| S | 58.5g | 4.4 | D2.5 | 約306g | 中 |
| SR | 55.5g | 4.7 | D2.5 | 約304g | 中 |
| R | 53.0g | 4.9 | D2.5 | 約303g | 中 |
適応ゴルファー
- フレックスR ヘッドスピード38～40m/s
- フレックスSR ヘッドスピード40～42m/s
- フレックスS ヘッドスピード42～44m/s
フニャっとしたシャフトが苦手
スライスをふせぎたい
球を簡単に上げたい
グリップ
GOLF PRIDE CLUBMAKER ブラック/グリーン バックライン有り
| 口径 | 重さ |
| M60 | 45グラム |
TENSEI GREEN 60 for Callaway
| フレックス | シャフト重量 | トルク | バランス | クラブ重量 | キックポイント |
| S | 64g | 4.4 | D3 | 約311g | 中 |
適応ゴルファー
- ヘッドスピード42～46m/s
- 重量感のあるシャフトが好み
- フックを防ぎたい
- 球のふけ上がりを防ぎたい
グリップ
GOLF PRIDE CLUBMAKER ブラック/グリーン バックライン有り
| 口径 | 重さ |
| M60 | 45グラム |
SPEEDER NX VIOLET 50（おすすめカスタムシャフト）
| フレックス | シャフト重量 | トルク | バランス | クラブ重量 | キックポイント |
| S | 57.5g | 4.5 | D1 | 約310g | 中 |
適応ゴルファー
- ヘッドスピード41～45m/s
- 重量感のあるシャフトが好み
- しっかりつかまえたい
- 球を上げたい
グリップ
GOLF PRIDE CLUBMAKER ブラック/グリーン バックライン有り
| 口径 | 重さ |
| M60 | 50グラム |
Diamana BB 53（おすすめカスタムシャフト）
| フレックス | シャフト重量 | トルク | バランス | クラブ重量 | キックポイント |
| S | 53.5g | 4.9 | D1 | 約306g | 中元 |
適応ゴルファー
- ヘッドスピード41～45m/s
- しっかり感のあるシャフトが好み
- つかまりすぎは抑えたい
- 弾道の高さを抑えたい
グリップ
GOLF PRIDE CLUBMAKER ブラック/グリーン バックライン有り
| 口径 | 重さ |
| M60 | 50グラム |
ヘッドカバー
「エリートドライバー」かなり評価が高いです
直進性、寛容性が圧倒的、飛距離もグッド
キャロウェイ ELYTEドライバーの試打評価 まとめ
ELYTEドライバーの主な特徴
- 飛距離性能: 進化した「Ai 10x FACE」により、前作比較で飛距離が最大８ヤード伸び、着弾範囲が最大19％狭まる（キャロウェイ調べ）という驚異のパフォーマンスを発揮
- 打感: ソフトな打感と心地よい打音
- 直進性: 強弾道で安定したボール飛行
- 弾道調整:約13gのウェイトの装着場所を変更することで約20ヤードの左右幅の弾道調整が可能
ELYTEドライバーが合うゴルファー
- 飛距離アップを目指している
- 直進性と寛容性を求めている
- 打感の良さを重視する
ELYTEドライバーのメリット
- 飛距離性能が高い
- 寛容性が高い
- 打感が良い
- 直進性が高い
ELYTEドライバーのデメリット
- 価格が高い
- バックスピンが多くなる傾向。ふけ上がるゴルファーはシャフトで調整
- スライス、フックのコントロールは難しい
キャロウェイエリートドライバーは、高い飛距離性能と寛容性、直進性を併せ持った中級～上級者ゴルファー向けのドライバーです。
特に、方向性の安定性と寛容性を求めるゴルファーにおすすめです。
実際に試打したゴルファーの感想
良い点
- とにかく曲がらない！ 凄い！左右どちらにも全然曲がらない。
- よく飛ぶ！ 打点のブレに寛容、どこに当たってもよく飛ぶ。
- 打感がめっちゃ柔らかい！ インパクト音が気持ちよくて、心地よい打感。
- 見た目がかっこいい！ ソール側のデザインがカッコいい。
悪い点
- 値段が高い！ 性能はいいけど、ちょっと手が出しにくい価格かな。
- 操作性が低い！直進性が高いのでドロー、フェードの打ちわけが難しそう。できないけど😅
- デザインがあまり好きでない！ 好みでしょうね。
ELYTEドライバーは、高い飛距離性能と寛容性を兼ね備えた傑作品です
近年のキャロウェイドライバーの中では1番気に入りました
自分のスイングタイプに合ったシャフトを選ぶことで最高のドライバーとなる可能性はあります。
試打したゴルファーの感想も高評価が多い印象です。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
