【試打検証】『インプレス ドライブスター タイプD タイプS』ドライバー 正直レビュー

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【試打評価】『インプレス ドライブスター TYPE/D、TYPE/S』カーボンフェースの2モデル
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2024年9月、ヤマハゴルフよりニューモデル「INPRES DRIVESTAR」シリーズ(ドライバー2機種、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアン2機種)が発売されました。

ドライバーは2モデル。

圧倒的なつかまりで飛ばす
INPRES DRIVESTAR TYPE/D

つかまり過ぎを抑えて飛ばす
INPRES DRIVESTAR TYPE/S

フェースにはカーボンフェースを搭載。
広範囲における強度が向上したことでフェースのどこに当たっても高初速を可能に。
ヤマハの技術、カーボンフェースとは思えない心地よい打音も達成。

大々的にはうたっていませんが、流行りの慣性モーメントも巨大です。
(タイプD 縦横合計約10,000g・㎠ タイプS 縦横合計約9,000g・㎠)

ナオ
ナオ

クラブフィッターのナオです
25年以上ゴルファーのクラブ選びをサポートしています

ドライブスターと言えばスライサーやヘッドスピードが速くないゴルファーが使うモデルと言う認識でしたが、今回のモデルはプロも使用しています。
(シャフトは純正でなくリシャフトしていますが)

それほど、高性能だということなのでしょう。

ドライブスター TYPE/Dドライバーヘッドのソール部分

ドライブスター タイプDが合うゴルファー

しっかりつかまえる大型ヘッド

  • スライスで悩んでいる
  • 芯を外すことが多い
  • 安心感のあるヘッド形状のモデルを好む
  • 心地よい打感を好む
  • 国内メーカーを応援している
ドライブスター TYPE/Sドライバーヘッドのソール部分

ドライブスター タイプSが合うゴルファー

正統派形状でつかまり過ぎを抑えて飛ばす

  • つかまり過ぎを抑えたい
  • 端正な顔で構えやすいヘッド形状を好む
  • 心地よい打感を好む
  • 芯を外すことが多い
  • 国内メーカーを応援している
ナオ
ナオ

2タイプのヘッドは全く別物
タイプDはつかまる、タイプS はつかまりすぎない

2モデルともカーボンフェース。
シャフトはSPEEDER NXをINPRES DRIVESTAR専用としてフジクラと共同開発。

タイプDのほうが

  • クラウン部分の面積が大きい
  • ヘッドが後方に長い
  • フェースの高さが低い
INPRES DRIVE STAR TYPE D 

ロフト 10.5度 11.5度

純正シャフト
SPEEDER NX for Yamaha TM-425D
R SR S

標準シャフト本体価格 ¥97,900(税込)

AmazonでドライブスタータイプDを探す

INPRES DRIVE STAR TYPE S 

ロフト 9.5度 10.5度

純正シャフト
SPEEDER NX for Yamaha TM-425D
R SR S

標準シャフト本体価格 ¥97,900(税込)

AmazonでドライブスタータイプSを探す

ナオ
ナオ

ドライブスターはアベレージゴルファー用のドライバーです
ハードヒッターはシャフトを特注するかRMX VDドライバーを使ってください

2機種のドライバー、タイプDとタイプSをヘッドスピード38~42m/s、カット打ちスライスゴルファー、ドローヒッターを想定してクラブごとに試打レビューします。

インプレス ドライブスタードライバーはスリーブ固定式モデルです
(ロフト、ライ角は変えられません)

2025ドライブスターフェアウェイウッドについては↓記事をご覧ください

2025ドライブスターユーティリティについては↓記事をご覧ください

2025ドライブスターアイアン「タイプD、タイプS」については↓記事をご覧ください

DRIVE STAR TYPE Dドライバー 10.5度 SPEEDER NX for YAMAHA フレックスR 試打

ドライバーのヘッドスピード約38m/s、カットスライサーの想定で試打計測

スカイトラックでのデータ画像
ヘッドスピードボール初速打ち出し角バックスピンサイドスピンキャリー飛距離
1球目38.254.717.33391396190200
2球目38.354.315.03234-47188202
3球目39.255.514.03554155195208
平均38.654.815.43393168191203
+スライス -フック

ヘッドスピード38.6m/sで平均飛距離203ヤード。まずまず飛んでいます。

特筆すべきはつかまりのよさ。
現在発売されているドライバーの中では、ほぼ最強のつかまりの良さではないでしょうか。
アウトサイドインのフェースオープン、大カット打ちで試打したのですが、まったく曲がらず。

ナオ
ナオ

タイプDでスライスを打つ事は不可能ですね
それくらいつかまりの強いドライバーです

打点の広さも大きく少々のミスヒットならナイスショットと変わりません。

構えた感じは、フェース上部クラウン部分ヘッド後方が大きく、スライサーには安心感のある形状。
大きいのですがシャロー(平べったい)ヘッドです。

インパクトの打感はやわらかいのですが、カーボンフェースとは思えない爽快な打音
さすがヤマハ、音の研究も抜かりはないですね。

総重量は279g。(Rシャフト)
シャフト重量は45gと軽い。
タイプDのSPEEDER NX for YAMAHAシャフトは先端のしなりが強くつかまりがいい。

試しにDRIVE STAR TYPE D(スライサー、つかまえたいゴルファー用) 10.5度 SPEEDER NX for YAMAHA フレックスSをヘッドスピード42m/sでドローヒッターがショットしてみました

スカイトラックでのデータ画像
ナオ
ナオ

つかまりが強すぎる、、、

どうやって打っても左にいきますね

インパクトでヘッドが勝手にかえってしまうんです。
シャフト先端もすごいしなり。

ボール初速、高さは出ているんですけど、ドローヒッターには合いません。
タイプSを使うべきですね。

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DRIVE STAR TYPE Sドライバー 10.5度 SPEEDER NX for YAMAHA フレックスSR 試打

ドライバーのヘッドスピード約39m/s、カットスライサーの設定で試打計測

スカイトラックでのデータ画像
ヘッドスピードボール初速打ち出し角バックスピンサイドスピンキャリー飛距離
1球目39.855.514.83413399194207
2球目39.255.213.63036356191209
3球目39.255.813.03413-50195211
平均39.455.513.83287235193209

これもややカット打ちで試打しています。
ヘッドスピード39.4m/sで209ヤード

タイプDほどではありませんがつかまりはよく、左右どちらにも曲がらない弾道
直進性が強いですね。

ナオ
ナオ

インパクトでボールがフェースに吸い付くような感触
その後の押し出しも強烈
右にすっぽ抜ける感じはありません

構えた時のヘッドの見え方が端正で上級者用のドライバーを使っているかのような感覚。
タイプDよりはヘッドが小ぶりに見え、ディープ(厚め)フェースです。

打感の良さは変わらず、こだわりのあるゴルファーを納得させます。

純正シャフト、フレックスSRの総重量は283g。
Rシャフトより4g重くなります。

タイプS専用のSPEEDER NX for YAMAHAシャフトは中調子。
先端のしなり過ぎをおさえます。

高弾道できれいな弾道。
バックスピンはやや多めなのでチーピンの心配もありません。

ナオ
ナオ

構えやすい、上がりやすい、簡単

ドローヒッター、つかまり過ぎを嫌うゴルファーならタイプSです

試しにDRIVE STAR TYPE S(つかまり過ぎをおさえたいゴルファー用) 10.5度 SPEEDER NX for YAMAHA フレックスSをヘッドスピード41m/sでドローヒッターがショットしてみました

スカイトラックでのデータ画像
ナオ
ナオ

これはいい!
簡単なのに左にいきませんね~

私はドローヒッターなのでタイプS がいいです

メーカー開発の担当者に聞いたところ、タイプSは他メーカーの人気ドライバーXXIO13(つかまり強い)とステルスグローレ(つかまり弱い) の間を狙って作成されたモデルだそうです。

ゼクシオではつかまりすぎる、ステルスグローレではつかまらないゴルファーをターゲットにしています。

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DRIVE STARドライバー スペック テクノロジー

ヘッドスペック

カーボンフェースドライバーの常識を覆す
OCTA ANGLE CARBON FACE(オクタアングルカーボンフェース)

三菱ケミカル株式会社と共同開発で生まれた8軸積層カーボンフェースを搭載。これまで定番とされてきた4軸や6軸を超える8軸のカーボンフェースは、広範囲における強度が向上したことでフェースのどこに当たっても高初速を可能にします。

抜群の方向安定性
Counterweight System(カウンターウェイトシステム)

軽量カーボンクラウンと軽量カーボンフェースの採用で生み出した余剰重量を飛距離とやさしさに必要な重心設計に最大限活用しました。構えやすい美しい形状でありながらも、縦横合計で約9,000g・㎠の慣性モーメントを実現し、全方位の打点ブレへの圧倒的な強さを発揮します。

心地よい打感

ヤマハ独自の打音解析により、カーボンフェース特有の打感と打音の懸念を解消。
音の質を徹底的に追及し感性に訴えかける心地よい打感に到達しています。

ヤマハ公式オンライン
ドライブスタードライバーヘッドの説明画像

TYPE D

8軸カーボンフェース搭載
高初速+高慣性モーメントしっかりつかまえて飛ばす

ロフト角(度)10.511.5
ライ角(度)6060

構造 
811チタン精密鋳造ボディ、カーボンフェース、カーボンクラウン、ステンレスウェイト

TYPE S

8軸カーボンフェース搭載
高初速+正統派形状つかまり過ぎをおさえて飛ばす

ロフト角(度)9.510.5
ライ角(度)59.0

構造
811チタン精密鋳造ボディ、カーボンフェース、カーボンクラウン、ステンレスウェイト

シャフト&グリップ

シャフトSPEEDER NX for Yamaha TM-425D(タイプD)  M-425D(タイプS)
シャフト硬さSSRR
シャフト重量(g)544945
シャフトトルク(°)5.46.37.4
シャフト調子先中(タイプD ) 中(タイプS)
クラブ長さ(インチ)45.75
クラブバランスD4D3
クラブ重量(g)289283279
グリップゴルフプライド Y25GH3559 (35g・M60相当・BL有・ロゴ表)

ヘッドスピード毎の参考フレックス

36~39m/s フレックスR

39~41m/s フレックスSR

41m/s~  フレックスS

ヘッドスピードが重なる部分は球の高さ、つかまりを考慮して選んでください。
球が高い、つかまりが強い場合 → 硬めのシャフト

グリップ

ゴルフプライド Y25GH3559 (35g・M60相当・BL有・ロゴ表)

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圧倒的な飛距離とやさしさを実現「INPRES DRIVESTAR」 評価 まとめ

8軸カーボンフェース搭載の2モデル。

スライサーにはタイプD。
ドローヒッターはタイプS。

タイプD
しっかりつかまる大型ヘッド
TYPE/Dは安心感のある大型ヘッドと、ヘッドが返りやすくつかまり易い重心角34度のドライバー。
しっかりつかまえて飛ばしたいゴルファーにオススメです。

ドライブスタータイプDの評価
ゴルファーナオ独自採点

タイプS
つかまり過ぎず端整な顔
TYPE/Sは慣性モーメントの大きいクラブでありながらも投影面積を抑えた形状で、重心角はつかまり過ぎない29度の設計。飛距離だけでなく形状や構えやすさを求めるゴルファーにオススメです。

ドライブスタータイプSの評価
ゴルファーナオ独自採点

使用者の口コミ

タイプD

良い点

  • つかまりが強くまったくスライスしない
  • 構えた時の安心感がある
  • 球が上がりやすい
  • 芯を外してもそこそこ飛んでくれますね

悪い点

  • ひっかけフックがでてしまう
  • ヘッドがでかくて気持ち悪い
  • 弾道が上がりすぎる
  • 値段が高い

タイプS

良い点

  • しっかりつかまえてもフックしない
  • 構えた時の顔がスマートでカッコいい
  • 見た目よりやさしく感じます
  • 打点はわりと広いかな

悪い点

  • つかまりきらない、右に行く
  • ヘッドの形がディープで難しそう
  • 打感が物足りない
  • 値段が高い
ナオ
ナオ

スイングタイプ、ヘッドスピード、打ちたい弾道に合わせタイプDタイプSを選んでください

きっとナイスショット連発ですよ!

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最後までお付き合いいただきありがとうございました。